ほんとに最近この話題が多いですね。

昨日も朝の職員会議で、文部科学省あてに届いた手紙をコピーしたものが配られました。

…ん。模倣して、芸が無い…。少々あきれています。
実際つらい状況にいる子どもたちは、きっとそんな手紙を書くような余裕などないと思うなぁ。

教育相談の研修へ行ってきました。やはり、「死にたい」と思うところまでいくのは、余裕がもう無い状態であるといっていました。例えるなら、部屋がぐちゃぐちゃで足の踏み場が無い状態であると。その、自分の整理のつかない様々な問題を前に途方にくれてしまっているのだと。

私たち、教員やカウンセラーなどの教育相談を受け持つものたちが、何をしなければならないかというと、そうした途方にくれてしまった子どもたちをしっかりとサポートしなければならないということでした。「ここで一緒に見ているよ」と、共感的に接すると、その子自身の部屋のぐちゃぐちゃの中に、少し、受け入れられたという安心の隙間ができる。そして、その隙間へ、一歩踏み出すのを、しっかりと支え、片足立ちでぐらぐらでも倒れないようにしてあげないといけない。その片足立ちから、今度は、両足でたち、立つと部屋の中が見渡せるようになって、少し片付けてみようかなという気持ちが湧く。そして、少しずつ、部屋の中のぐちゃぐちゃを自分で、取捨選択しながら、整理をし始める。そこを、ずっとそばで見ているのが、私たちの役割であるという話でした。


…その通りですね。自分も、いっぱいいっぱいの時は、もう前が見えなくなってどうしていいかわからず途方にくれるものな。そうしたときに、ちかくで見守ってくれていたら、どんなに心強いか。

そうした存在、どの子のまわりにもいればいいですよね。

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