クラスの男の子のことで、今日嬉しいことがありました。

その子は、なかなか友達と上手に関われなく、いつも怒っています。友達に「姿勢、直したほうがいいよ。」とか「手はひざの上だよ。」などと、ちょっとした注意を受けるたびに「いいじゃないか!」という感じで怒ってしまいます。そのたびに、他の子はびっくりしてしまうような状況です。

なぜそんなにも、他の子に注意を受けることに嫌悪感があるのかと考えてみました。

どうやら、その子の体型にあるようでした。その子は、お相撲さんのように大きな体をしていて、動作もゆっくりで、走ったり、運動したりすることが苦手です。そうした体型からのコンプレックスが、ほかの子との壁を作り出しているのではないかと感じました。自分に自信がないので、なおのこと、人に何かを言われることがいやなのだとおもいます。

そうしたことで、他の子とうまく関われないために、自分から進んで話しかけたりすることをせず、休み時間もいつも教室で、自由帳に絵をかいて遊んでいました。


そんな彼にチャンス到来です。どうやら、子どもたちの間で、自由帳にモンスターを描いて、描いたモンスター同士で闘うというあそびがはやり始めました。 教室で休み時間過ごす子が多くなり、私も、その子をなんとか輪にいれようと、話しかけたり、一緒にやってみたらとすすめたりしていました。


そして、今日、そのこが一人でノートに仮面ライダーをじょうずに描いていたので、私は、「わー!!○○くん、仮面ライダー上手だね!!」とわざと大きな声で言いました。すると、周りにいた子が、そのこのところに集まってきて「本当だー!!」「○○くん上手だね!」「すごいねー」と話しかけ始めました。その子も嬉しかったようで、そのあとも近くにきた子と嬉しそうに話していました。

その光景を見ていて、私は、とても幸せな気持ちになりました。あぁ、○○くんが他の子と関わっている!と思って、とても嬉しかったです。


これからも、チャンスを見つけて、○○くんと、周りの子の架け橋になれたらなと感じました。

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